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アユタヤーFC (Division-1)、副島博志監督の解任を発表

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press release
2015/04/28
アユタヤーFC (Division-1)、副島博志監督の解任を発表

Ayutthaya FC Official

      Photo Ayutthaya FC Official

27日、Division-1に所属するアユタヤーFCが、副島博志監督の解任を発表したことを現地メディアが報じた。
アユタヤーFCは現在9試合を消化し、1勝2分け6敗(得点12、失点25)の勝ち点5という成績でリーグ20位(最下位)となかなか結果が出ていなかった。後任はまだ決まっておらず、当面はコーチ・スタッフ陣が指揮を執る予定。                                       www.smmsport.com

アユタヤーFCはリーグ開幕戦から、TPLからの降格組であるサムットソンクラームBTU、優勝候補のポリス・ユナイテッドと引き分けるなど、まずまずのスタートを切った。しかし、内容は決して悪くはなかったものの、その後3連敗を喫したため、クラブ側から副島監督解任の話が持ち上がった。しかし「次節からの5試合で勝ち点10を獲得すれば続投」ということで解任の話は一時棚上げとなっていた。しかし、その後の試合でも、先制しながらも試合終盤に失点するという形で勝ち点を逃し、残念ながら続投の条件である”勝ち点10″を獲得することが出来なかったために今回の解任という結果になった。

クラブ側からすれば外国人監督として招聘した以上、ローカル監督より良い結果を出すことが当たり前なのだが、監督就任時にはフロント主導の補強もほぼ終わっており、副島氏が希望・獲得した選手は皆無であったこと、条件面が折り合わず通訳が開幕寸前の時点で雇用されたこと(ゲーム時のみ限定)など、今回のケースでは成績不振の原因全てが監督にあるとは言えないのではないか?という声がファンや関係者の間から出ている。

一時解任の話が出た時にファンの間では「言葉も文化も違う外国人監督にすぐに結果を求めるのは酷である」「フロント主導で編成されたチームなので難しいのは理解している。試行錯誤しながらでも良いので副島監督のチームを作って欲しい」「ファンは原因がどこ(フロント)にあるのかを知っている」など、副島監督に理解を示す声が多かっただけに、ファンにとっても悔やまれる形での解任となった。