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日本人選手らによる「ピースボールアクション・メーソット・トーナメント」開催

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 press release
2015/05/19
日本人選手らによる「ピースボールアクション・メーソット・トーナメント」開催

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 16、17日、タイ北西部、ミャンマー国境に位置するターク県メーソットにおいて、タイサッカーリーグに所属する日本人選手らによる「ピースボールアクション・メーソット・トーナメント」が開催された。ピースボールアクションとは「種目を問わず、ボールを通じて社会に貢献する」、「スポーツの社会的価値の向上」をミッションに掲げ、”サッカーボールを子供達に届けることで、サッカーを通して子供達に夢や希望を持ってもらおう”という活動で、タイ・ホンダFC (Division-1)に所属する樋口大輝 選手がピースボールアクション・タイランドの代表を務める。

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 同大会には、ターク県内に約65ある移民学習センター「Migrant Learning Center」に通うミャンマーからの移民、少数民族、無国籍の子供たち、総勢252名(各チーム12人の21チーム)が参加。大会1日目までに決勝に進出する2チームを決め、2日目に決勝戦とサッカークリニックを行った。決勝戦となったNEW BLOOD 対 AH YON UOOは、両チームとも前線にテクニックのある選手を揃え、決勝にふさわしい白熱した試合となり、しっかりとチャンスをものにしたNEW BLOODが3-0と勝利し優勝を飾った。表彰式の後にはタイサッカーリーグ所属の日本人選手らによるサッカークリニックが行われ、代表である樋口選手を始め、河村崇大(TOT SC/TPL)、櫛田一斗(Phanthong FC/Division-2)、加藤友介(BB-CU FC/Division-1)の4選手が子供たちの指導にあたった。子供たちは初めて触れ合うプロ選手を前に、緊張した面持ちながらも目を輝かせながら笑顔でサッカーを楽しんでいた。

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 今大会を主催したピースボールアクション・タイランド代表の樋口選手は「まだ僕がサッカーを始めて間もない頃、全く知らないブラジル人のサッカー選手が僕の地元でサッカー教室を開催しました。その時の胸の高鳴りや目を輝かせて参加したことを今でも鮮明に覚えています。そういった記憶を辿ると、今サッカー選手である僕たち自身が子供達にとっての夢や希望になれる、もしくはなっているのではないか?と思うようになりました。ピースボールアクションは、サッカーを通して子供達に夢や希望を持ってもらう素晴らしい活動だと思います。では、僕にしかできないピースボールアクションは何なのか?それは、実際に選手である僕自身が現地へボールを持って行き、一緒にボールを蹴ること。そこにある想いは、僕の地元でサッカー教室を開いたブラジル人と同じです。今回は選手を始め色んな方々に助けられ大会を開催することが出来ました。しかし、今回だけで終わるのではなく、これからも継続的かつ積極的に活動していきたいです。」と今大会に至った経緯と今後の抱負を語った。



プロジェクト連絡先:daikihiguchi.1984@gmail.com
ピースボールアクションタイランド代表: 樋口大輝 / Daiki Higuchi