22日、トヨタ・タイ・リーグ(PLT)に所属するBB-CU FCは、柏レイソル前コーチで、2014年シーズンにアユタヤーFC(当時Division-1)の監督を務めた杉山弘一氏(44)が監督に就任したことを発表した。同氏はJリーグの浦和レッズ、東京ヴェルディ、アルビレックス新潟などでプレー。現役引退後は2010～2013シーズンにアルビレックス新潟シンガポール、2014年シーズンの後期よりアユタヤーFCの監督を務めるなど、東南アジア・サッカーリーグでの経験も豊富な指導者として知られる。

　アユタヤーFC監督時には、不調にあえぎ降格の危機に瀕していたチームを就任直後から見事に立て直し、最終順位を6位まで引き上げた。この結果を受け、このシーズンDivision-1優勝を飾りタイプレミアリーグ(TPL)昇格を果たしたナコンラチャシマーFC監督の神戸清雄氏(54)、チョンブリーFCを率いて年間最優秀監督賞を受賞した和田昌裕氏(51)と共に、タイサッカーリーグにおける日本人監督の評価を高めた。