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ミャンマー国境のメーソートで日本人選手らによるサッカートーナメント開催

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2016/11/14
ミャンマー国境のメーソートで日本人選手らによるサッカートーナメント開催

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 5、6日、タイ北西部、ミャンマー国境に位置するターク県メーソートにおいて、タイサッカーリーグに所属する日本人選手らが参加した “ピースボールアクション・メーソット・サッカートーナメント2016” が開催された。ピースボールアクションとは「サッカーで世界平和に貢献する」をミッションに掲げ、”サッカーボールを子供たちに届けることで、サッカーを通して子供たちに夢や希望を持ってもらおう”という活動で、タイサッカーリーグのタイ・ホンダFC(Division-1)に所属する樋口大輝(32)がピースボールアクション・タイランドの代表を務める。

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 同大会には、ターク県内にある約60の移民学習センターに通うミャンマーからの移民、少数民族、無国籍の子供たちの中から総勢240名(男子12、女子8の計20チーム)が参加。大会1日目に決勝に進出する2チームを決めるリーグ戦とトーナメントを行い、2日目に決勝戦とサッカークリニックを行った。決勝戦は男女共に白熱した試合となり、男子は前回大会の優勝チーム “NEW BLOOD” が2連覇を飾り、女子は “KM 42” が初優勝を飾った。表彰式の後にはタイサッカーリーグ所属の日本人選手らによるサッカークリニックが行われ、代表である樋口大輝をはじめ、今大会の趣旨に賛同し全日程に参加した片野寛理 (スコータイFC/PLT)、櫛田一斗 (チャイナート・ホンビルFC/PLT)、村上一樹 (チェンライ・ユナイテッド/PLT)の4選手が子供たちの指導にあたった。子供たちは、触れ合う機会がほとんどないプロサッカー選手を前に、緊張した面持ちながらも目を輝かせながら笑顔でサッカーを楽しんでいた。

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 現地に赴いての大会参加はかなわなかったが、平野甲斐 (アーミー・ユナイテッド)、馬場悠企 (タイ・ホンダFC)、白木庸平 (チョンブリーFC)、大久保剛志 (PPTラヨーンFC)、長野聡 (ナコンラチャシマーFC)、河村崇大 (BEC テロサーサナFC)、秋本倫孝 (タイ・ホンダ FC)、加藤友介 (アントーンFC)、青山直晃 (SCGムアントン・ユナイテッド)、猿田浩得 (チェンライ・ユナイテッド)といった多くのタイサッカーリーグに所属する日本人選手、コーチらが、大会優秀選手に贈られるユニフォームの提供や運営費用の捻出など”大会運営への支援”という形でサポートしており、他にも、日本とタイでスパイクを100足以上集め寄贈した在タイ日本人のボランティアや、現地メーソートで活動する”Play onside”、”Help without Frontiers”といったNGO団体、”IFE Development Projects”といった支援団体が運営をサポートした。

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 大会を主催したピースボールアクション・タイランド代表の樋口大輝は「昨年の大会から数ヶ月が経った頃に、写真が添付された一通のメールが届きました。写真には、大会で子供たちにプレゼントしたPeace Ball ActionのオリジナルTシャツを着た男の子が写っていて、本文にはこう書かれていました。「次のサッカー大会はいつですか?」子供たちは昨年の大会以降、一生懸命サッカーを練習して次に開催される大会を心待ちにしていました。大会を継続していくことで、次の大会では絶対に勝ちたい、優勝したいという目標に変わり、子供たちはサッカーを続けていくでしょう。そしてサッカーを続けることで「協調性」「チームワーク」「責任感」「誠実さ」といった、国際社会で生きていくために必要なことを学ぶことができます。この大会を通じて、夢や希望を持つことの大切さを学んだ子供たちが、世界で活躍する日が来ることを願っています。本大会は国際交流の場としての役割も担っています。国籍に関係なくサッカーで人と人が繋がることで、ピースボールアクションが掲げる “サッカーで平和に貢献する” という目標を実現していきたいと思います。」と今大会に至った経緯と今後の抱負を語った。

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PHOTO「Day 1 at Peace Ball Action Mae Sot Tournament 2016」
PHOTO「Day 2 at Peace Ball Action Mae Sot Tournament 2016」


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