23日、バンコク都内にあるタイ・スポーツ庁(SAT)において、3月20日から26日に開催される”U-14 ASEAN Dream Football Tournament 2016/2017″の記者会見及び組み合わせドローが行われた。大会は2014年の第1回大会から3回連続でタイでの開催となる。会見にはSATのラチェル・ダイポンタンヤー氏を始め、大会アンバサダーを務めるJDFA理事の木場昌雄氏や参加クラブの代表などが出席し、会見後に各グループを決定するドローが行われた。

　U-14世代を対象に開催される今大会は「選手の育成や強化、アジア全体でのサッカーのレベルアップ、選手発掘、国際交流とグローバル人材の育成」を目的にしており、大会の優秀選手を対象にしたJリーグクラブへの短期留学派遣を実施。過去には、2015年5月にタイ人選手をガンバ大阪へ、2016年5月にはタイ人選手1名とマレーシア人選手1名を横浜F・マリノスのアカデミーチームへ短期留学として派遣している

　今大会には、タイからの16クラブを始め、Jリーグから6クラブ、アセアン地域から2クラブの計24チームが参加。大会は2ステージ制で行われ、まずA～D各グループでリーグ戦を行い、リーグ戦の順位を元にトーナメント方式で最終順位を決定する。また、大会の優秀選手はJリーグクラブ(FC東京を予定)へ短期留学派遣される。各試合はタイサッカー協会(FAT)が管轄するナショナル・フットボール・トレーニングセンター(ノーンチョーク)で行われ、26日の決勝戦のみラジャマンガラ・スタジアム(バーンカピ)で実施される予定となっている。

会場及び各グループ組み合わせは以下のとおり。

[ グループA ]
◆チャイナート・ホーンビル FC / Chainat Hornbill FC (タイ)
◆タイ・ユース・リーグ 1 / Thai Youth League 1 (※後日発表)
◆タイ・ホンダ FC / Thai Honda FC (タイ)
◆バンコク・グラスFC / Bangkok Glass FC (タイ)
◆セレッソ大阪 / Cerezo Osaka (日本)
◆ガンバ大阪 / Gamba Osaka (日本)

[ グループB ]
◆タイ・ユース・リーグ 2 / Thai Youth League 2 (※後日発表)
◆バンコク・ユナイテッド / Bangkok United (タイ)
◆ブリーラム・ユナイテッド / Buriram United (タイ)
◆タイ・ユース・リーグ 3 / Thai Youth League 3 (※後日発表)
◆PVF ベトナム / PVF Vietnam (ベトナム)
◆ヴィッセル神戸 / Vissel Kobe (日本)

[ グループC ]
◆チョンブリーFC / Chonburi FC (タイ)
◆SCGムアントン・ユナイテッド / SCG Muangthong United (タイ)
◆アスコット・フットボール・アカデミー / Ascot Football Academy(タイ)
◆チェンライ・ユナイテッド / Chiangrai United (タイ)
◆清水エスパルス / Shimizu S-Pulse (日本)
◆モンテディオ山形 / Montedio Yamagata (日本)

[ グループD ]
◆ウボン UMT ユナイテッド / Ubon UMT United (タイ)
◆バンコク・クリスティアン・カレッジ / BCC FC (タイ)
◆タイ・ユース・リーグ 4 / Thai Youth League 4 (※後日発表)
◆スパンブリーFC / Suphanburi FC (タイ)
◆東京ヴェルディ / Tokyo Verdy (日本)
◆カンボジア U14 代表 / Cambodia U14 (カンボジア)

※後日発表のタイ・ユース・リーグは、PTTラヨーンFC、ソンクラー・ユナイテッド、アサンプション・カレッジなどが予定されている。

[ U-14 ASEAN Dream Football Tournament 2016-2017 ]
日時：3月20日(月) ～ 26日(日)
場所：ナショナル・フットボール・トレーニングセンター(バンコク・ノーンチョーク区)
※26日の決勝のみ、ラジャマンガラ・スタジアム(バンコク・バーンカピ区)

　

U-14 ASEAN Dream Football Tournament 2015