21日、バンコク都内において、タイリーグ1(T1)に所属するバンコク・ユナイテッドと、Jリーグに所属するFC東京(J1)両クラブ間における業務提携締結が正式に発表され、両クラブ代表による調印式が行われた。

　”TWO CAPITAL ONE GOAL” をコンセプトに掲げられた今回の業務提携は「アカデミー所属選手の育成」「トップチームの強化を目的とした交流」「新規事業の開拓」が根幹になり、会見では、①両クラブに所属する選手同士の交換を視野に入れ、育成年代選手の技術向上を目的としたサッカー文化交流を実施。選手にとって重要となる海外でのプレー経験を積ませ、国際レべルの選手を育成する。②FC東京のトップチーム及びユースチームの訪タイと、バンコク・ユナイテッドの日本訪問を実施する。③首都のクラブ間で主催する国際トーナメント”THE CAPTIAL CUP”を開催する。④サッカー分野での協力だけでなく、民間企業や行政を絡めた新規事業やビジネスといった分野でも協力していく。といった具体的な内容が発表された。

　すでに両クラブ間では交流が始まっており、バンコク・ユナイテッドのタイU23代表のササラック・ハイプラコーン(21)、タイU20代表のジャックリット・ウェティロム(20)の2選手が、3月3日から10日間の日程でFC東京に短期派遣されている。