28日、タイサッカー協会(FAT)は、都内にあるJFAハウスにおいて、日本サッカー協会(JFA)とパートナーシップ協定を締結した。この締結により両国のサッカー協会は、自国サッカーの発展のために積極的な相互協力を図る。

　調印式にはFAT会長のソムヨット・プンパンムアン氏、JFA会長の田嶋幸三氏の両氏が出席。ソムヨット氏は「タイサッカー界の発展のため、アジアで最も強い代表を持ち、あらゆる分野で最先端を行っている日本サッカー界をロールモデルとした、各代表、リーグの強化を望んできた。JFAのサポートを受けながらノウハウを学び、日本代表チーム・Jリーグのような成功を収めたい」とコメントした。

　協定内容は主に、各分野におけるサッカーの促進を目的とした各種交流および知識共有となり、①両リーグ間での相互交流・協力、②代表チームの強化・知識共有(技術面、施設面、ロジスティックなど)、③各分野における専門家交流(指導者養成、ユース育成、グラスルーツ、競技会運営、マーケティング、協会組織運営、サッカー施設運営、クラブ運営)、④審判の養成・交流。といった項目があげられている。