タイ大手サッカー・メディアの一つ、SMM SPORTが発表した2016年シーズンのタイ・リーグ(PLT)ベストイレブンに、スコータイFCのディフェンダー片野寛理(34)が選出された。なお、シーズン優勝を果たしたSCGムアントン・ユナイテッドからは最多の6人、2位のバンコク・ユナイテッドから3人が選出されている。

　同選手は、2011年シーズンからタイプレミアリーグ(TPL※現PLT)のオーソットサパーでプレーし、昨シーズンの半年間を香港リーグの香港レンジャースでプレー。昨シーズン途中からスコータイFCに加入すると、主戦場であったサイドバックからセンターバックで起用されると飛躍的にプレーの幅をひろげた。サイドバック時代と比較して大きく守備能力が開花しただけでなく、得点に対する意識も貪欲になり、チームの守備の要としてボランチもこなすだけでなく、ディフェンダーながらシーズン6得点を記録するなど、チームにとっては欠かすことの出来ない存在として大きくチームに貢献した。

SMM SPORT (評)：スコータイFCの日本人ディフェンダー(片野寛理)は、全ての試合においてゲームの重要なキーマンとなり、ディフェンダーとして常に安定したプレーを見せた。好成績を残した今シーズンのチームにとって重要な役割を果たし、ラチャブリーFCのアピワットとのセンターバックコンビとして選出。タイ代表選手、ビッグネームが何人もいるポジションだが、シーズンを通して怪我などで離脱することなく、常に好プレーを見せた両選手をセンターバックコンビとして選出。 www.smmsport.com


　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　[SMM SPORT 2016 PLT ベストイレブン]