ミャンマー・ラオスと国境を接するタイ最北端、日本人観光客にも人気があるチェンライ県が本拠地であり、トップリーグでは多くない北部に拠点を持つクラブ。2011年にTPLへ昇格してからは1度も降格しておらず、スタジアムの改修やトレーニング施設の充実を図るなど、ハード面も含め着実にクラブ強化は進んでいる。サポーターも非常に多く熱狂的で、空港から歩いて行けるサッカー専用スタジアムは毎試合のようにクラブカラーのオレンジ色で染められる。2016年シーズン後半からアレクサンドレ・ガマを監督に招聘。本格的なクラブ強化を図る今シーズンは、SCGムアントン・ユナイテッドからタイ代表のタナブーン・ゲーサラット(MF/DF)をリーグ最高額となる移籍金5,000万バーツで獲得。同じくタイ代表のトサワット・リンワンサティアン(MF)をアーミー・ユナイテッドからローンで、BECテロサーサナFCから次世代の代表中心選手との呼び声高いシワコーン・ティアトラクン(MF)を獲得するなど大型補強を敢行している。外国人選手ではガマ監督の意向でブラジル人選手で固められており、それぞれ中国、韓国、オーストラリアリーグでのプレー経験のあるラファエル・コエーリョ(FW)、フェリペ・アズべルト(MF)、エンリケ(MF)、ブラジル1部のバイーアやヴィトーリアでプレーしていたバンダル・ルイス(MF)らが新加入している。