20日、ディビジョン1(Division-1)に所属するアントーン FCは、ディビジョン2(Division-2)に所属するプーケット FCの佐藤祐介(33)を獲得したことを発表した。

　同選手は、SC鳥取、ロアッソ熊本などを経て2011年シーズンにチャイナートFC(当時Division-1)に入団しタイでのキャリアをスタート。翌2012年シーズンにラヨーン・ユナイテッド(Division-2)に移籍し、センターバックというポジションながらリーグ終盤からチャンピオンズリーグにかけて劇的なゴールを量産し、同クラブを2年振りのDivision-1昇格へと導いた。

　翌2013年シーズンにプーケットFC(当時Division-1)へと移籍。昨シーズンは外国人選手ながらチームキャプテンとしてチームを牽引し、日本人選手では最多となる6度のベストイレブン(大手メディアが毎節ごとに選出)に選出されるなど存在感を示した。しかし、残念ながらクラブはDivision-2への降格が決まり実質的な解散となった為、クラブ解散の発表後から移籍先の選定に入り、ミャンマーリーグなどアジア周辺国を含む数クラブからのオファーを受けていたがタイ国内リーグのアーントーンFCへの移籍が決まった。