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鹿島アントラーズ、タイホンダFC・チョンブリーFCとの親善試合2試合を消化

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 press release
2016/10/9
鹿島アントラーズ、タイホンダFC・チョンブリーFCとの親善試合2試合を消化

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 タイにおいて、10月3日から10日の日程で行われている、Jリーグ、鹿島アントラーズのトップチームの強化トレーニングキャンプだが、キャンプ期間中の5日にタイ・ホンダFC (Division-1)、8日にチョンブリーFC (PLT)との親善試合2試合を消化した。

 5日のタイ・ホンダFC戦は、タイ到着から3日目に迎えた試合という事でコンディション的にやや難しさはあったものの、前半と後半で半数近くメンバーを入れ替えて臨み、0-0で迎えた後半、72分、75分と立て続けに金崎夢生(FW)が2得点を奪い、Division-1で首位に立ち、トップリーグ昇格を決めているタイ・ホンダFCに対し2-0で勝利をおさめた。8日のチョンブリーFC戦は、グルゥグリット(MF)、ポッグラオ(MF)など代表組を欠くチョンブリーFCに対し、13分に鈴木優磨(MF)がセットプレーから先制点をあげると、39分には土居聖真(FW)が追加点を奪い2-0とリードを広げた。後半にも、52分に金崎、71分に杉本太郎(MF)、ロスタイムに田中稔也(MF)が得点を決めて5-0と試合を締めくくった。

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 試合後、柴崎岳(MF)はタイ・メディアのインタビューに応じ、『日本とタイのサッカーのスタンダードの差に関してはどう感じたか?』という質問に対し、「まず、タイは湿度が非常に高く、暑さの質が日本とは全く違います。ピッチも滑りやすかったりして日本との違いを感じました。サッカーの質での違いというと、対戦した2チーム共に、非常に攻撃が好きなチームだなという印象を強く受けました。オフェンス面に関しては、技術、スピード共に素晴らしいところがあり、危ない場面も何度かありました。ディフェンス面に関してはもう少し改善できるんじゃないかなと。改善されれば非常にいいチームになると思います。」と答えた。

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 同じくタイ・メディアのインタビューに応じた石井監督は、「タイ・ホンダ戦はタイに到着して間もなくという事で、気候やピッチの状態への戸惑いもあり、慣れるまで時間がかかった為に思ったようなプレーが出来なかったと思います。試合の内容には満足していませんが、Division-1で首位に立つチーム相手に2得点で勝利出来た事は良かったです。チョンブリー戦については、タイの環境のもとで練習を続けた事で慣れてきた部分もあり、高い湿度や滑りやすいピッチでも、このように良い結果が得られたことに満足しています。」

 また、『2試合で3得点の結果を残した金崎夢生(FW)の代表復帰はあると思うか?』という質問に対し、「彼の質の高さは本当によく分かっています。本来ならば彼はこのタイミングで、ここではなく代表の方にいなければならない質の選手であることは間違いないです。ただ代表監督が選択することであり、その決定に関しては私にはどうすることも出来ない部分があります。ただ私は、彼が代表に復帰するだけの力、質を持っている、という事はよく分かっています。」と答えた。

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