実力・人気・資金力を兼ね備えたタイを代表するビッグクラブ。バンコク近郊のノンタブリー県ムアントンタニーに本拠地をかまえる。近年はブリーラム・ユナイテッド、チョンブリーFCの3クラブ間で激しいタイトル争いを演じており、この3クラブが絡むカードはプラチナ・チケットとなるほど注目が高い。スタジアムはクラブ・カラーの赤色で統一されたサッカー専用スタジアムで、非常にピッチが近く臨場感抜群。サポーターも非常に多く、タイではあまり見られないコレオグラフィを用いたり、スタンド・エリア別にコールを回すなどサポーターの応援も洗練されている。
昨シーズン途中でコンサドーレ札幌へ移籍したチャナティープ・ソングラシン(MF)に続き、タイNo,1プレイヤーのティラシン・デンダー(FW)がサンフレッチェ広島へ、正確な左足FKと優れたテクニックが武器のティーラトン・ブンマターン(DF)がヴィッセル神戸へと、タイ代表でも主力を務める3選手がJ1リーグクラブへ、カウィン・タンマサッチャーナン(GK)がベルギー2部へ移籍してしまうなど、主力級の選手が大幅にクラブを離れてしまった。しかし、清水エスパルス、ヴァンフォーレ甲府などで活躍した元日本代表の青山直晃(CB)、元韓国代表の李浩(MF)、セレッソ大阪やベガルタ仙台などでプレーし、昨シーズン途中、サウジアラビアのアル・シャバブからタイ・リーグへ復帰したヘベルチ・フェルナンデス(FW)ら外国人選手は軒並み残留し、タイ代表のスーパースター4選手が抜けたものの、サーラット・ユーイェン(MF)、アディサック・クライソン(FW)、ポリス・テロから加入したジェーンロップ・サムパオディー(FW)らタイ代表選手も多く在籍し、攻撃陣から守備陣まで豊富なタレントが揃っている。2012年12月にジュビロ磐田と業務提携を締結。