バンコクから東北へ約630Km、東はラオス、南はカンボジアと国境を接するタイ最東部の都市、ウボンラーチャターニーに本拠地を置く。観光地としてはあまり目立たずアクセスも容易ではない為、観光客はなかなか足を運びにくい県のひとつだが、3000~4000年前に描かれたといわれる壁画があったり、メコン川(茶色い濁った水)とムーン川(澄んだ水)が合流し2色の川となる “メナーム・ソンシー”、溶岩が風で浸食された大きなキノコ型の奇岩 “サオチャリアン” といった自然が創りだす珍しい風景が見ることが出来る。また、陸路でラオスのパクセに抜ける事も出来るため、コ・コーン、シーパンドン、更にはカンボジアのシエムリアップ、プノンペンに向かうバックパッカーが利用する地でもある。ウボンラーチャターニーFCのクラブ運営に関与していた、地元ウボンラーチャターニーの上院議員で元商務副大臣を務めたウィラサック・チナーラット氏が2015年に設立。3年でトップリーグ昇格という目標を掲げ、大幅な予算をかけてTPLなどでプレーしていた選手を獲得してチーム作りを行い、強豪ひしめくディビジョン2東北地区において、コンケーン・ユナイテッドとの激しい優勝争いを演じて勝ち点差わずか1差でリーグ2位となり、続くチャンピオンズリーグでもグループ1位という結果を残し、設立初年度にしてディビジョン1昇格を決めた。アウェーチームにとっては戦いにくい言われるホームスタジアム”トゥンブーラパー・スタジアム”には、近県のシーサケットやアムナートチャルーンなどに住むファンも駆けつける。トップリーグ昇格を目指した2016シーズンは、前シーズンに28得点を決めた元トリニダード・ドバゴ代表のダーリン・ロバーツ(FW)、モンテネグロなどでプレーしていた山崎健太(MF)らが活躍し、リーグ2位でフィニッシュしてクラブ設立時の目標通り3年でトップリーグ昇格を果たした。2017シーズンには新スタジアムも完成し、ローカル選手の他、山崎健太(MF)、ビクトール・カルドソ(DF)といった2015シーズンから在籍する外国人選手も含めレベルが高く、昇格初年度とはいえ十分トップリーグで戦える戦力は整っている
クラブ基本情報 | |
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設立 | 2015年 |
スタジアム | UMT Stadium / ユーエムティー・スタジアム / ยูเอ็มที สเตเดียม |
収容人数 | 6,000人 |
アクセス | 【ウボンラーチャターニー県】 ◆車:バンコク⇒1号線⇒サラブリー⇒2号線⇒コラート⇒226号線⇒ブリーラム⇒シーサケット⇒ウボンラチャタニー(約9時間) ◆バス:バンコク北バスターミナル(モーチット)からウボンラチャタニー行き(約10時間) ◆鉄道:フアランポーン駅からウボンラチャタニー駅(約12時間) ◆飛行機:ドンムアン、スワンナプーム空港からウボンラチャタニー空港行き(約1時間) |
チケット | |
タイトル | リーグ:0回 FA杯:0回 リーグ杯:0回 コー・ロイヤル杯:0回 |
監督 | 神戸清雄(Sugao Kambe) / 日本 / 2018年4月~2018年10月 エドワルド・アルメイダ(Eduardo Almeida) / ポルトガル / 2019年1月~2019年3月 タナセート(Thanaset Amornsinkittichote) / タイ / 2019年3月~ |
日本人選手 | 山口廉史 / Renshi Yamaguchi / No,17 / MF |
成績 | 2014年: – 2015年:1位(D2) 2016年:2位(D1) 2017年:10位 2018年:17位 |
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